【世界の結婚式事情】語学留学で人気のフィリピン!どんな結婚式を行うの?

出典元:https://lover.ly/real-weddings/classic-washington-wedding-captured-by-nessa-k/674810/

日本国内でも地域によって異なる結婚式の文化。世界に目を向けると驚くような習慣があるのは当たり前です。
今回取り上げる世界の結婚式事情はフィリピンです。最近、日本人の観光客が増え、語学留学する人も多いフィリピンの結婚に関する風習や結婚式当日の様子についてご紹介します。

1.挙式は教会で!

●信仰宗教に応じて挙式の場所が決まる

キリスト教徒が大半を占めるフィリピンでは、挙式は教会で、というのは当たり前です。日本は宗教に関係なくチャペル挙式が行われますが、フィリピンは違います。キリスト教徒は教会で行う、といった方が正しいでしょう。信者でない人は教会で挙式できないという原則もあるようです。国際結婚で宗教が異なる場合は事前に神父様の講義を受ければ、挙式できるところもあります。

教会は日本のものと比べ、かなり大きく豪華な造りです。普段から礼拝などに利用されている教会で挙式を行います。
新郎新婦も参列者もほとんどがキリスト教徒ということで神父様のお話も長いのが通例です。

2.結婚式にスポンサー?

フィリピンの結婚式には日本でいうところの仲人にあたる人たちがいます。この人たちをスポンサーと呼んでいます。スポンサーは新郎新婦やその両親が選びます。そして、スポンサーに選ばれた人は新郎新婦のお世話をするのです。

ここで驚きなのが、スポンサーのお世話の範囲です。プランナーのような結婚式の会場や品物などの手配だけではなく、なんと金銭面も負担するんです。そして、新郎新婦が結婚前に何かトラブルがあった場合にはその精神面のケアまで行うんです。

3.ご祝儀制ではない

日本のようにご祝儀を持っていくという習慣はありません。新郎新婦が自分たちのお金でできる範囲の挙式を行います。そのため、披露宴はあったりなかったり、だそうです。

新郎新婦へのご祝儀はありませんが、参列者はキリスト教徒が大半を占めるため、教会での挙式後、教会へいくらかの寄付をするのが通例となっています。

4.フィリピンタイムは結婚式にも適用される?

フィリピンでは今でこそ、海外と仕事をする機会が増えたため、ビジネスでの付き合いしかない人は知らないかもしれませんが、フィリピンタイムというものが存在します。日本企業とのやり取りのときはできるだけ共通の時間を守るように指導されているようです。

フィリピンタイムで動く現地の人には、定刻はあってないようなものなのです。これがなんと結婚式にも適用されているのは驚きです。一つの大きな儀式であるにも関わらず、定刻に会場に着いている人は3〜5割程度。そもそも定刻というものがあってないようなものなのです。実際に始まるのは人が集まってから、ということで1時間、それ以上遅れて始まるのは普通なんだそうです。

もしフィリピンの結婚式に招待されたら、日本人の感覚でイライラしていては、身体が持ちません。これも一つの文化だと広い心で待ちましょう。

おわりに

フィリピンの結婚式はフィリピンらしさが色々な場面で垣間見えるものでしたね。フレンドリーで陽気な人が多いと言われるフィリピンですが、原則として離婚は禁止されています。よっぽどのことがない限り、離婚はできないそうですよ。もしする場合は法的手続きが大変でお金もかなりかかるそうです。

言葉通り、一度きりの結婚式、盛大に楽しく行うのがフィリピン式なのかもしれませんね。

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