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おふたりの中で結婚する意思が固まったら、お互いのご両親に結婚の承諾を得るために挨拶をします。その挨拶でつまづくとその後のおふたりとの関係もスムーズにはいかなくなります。最初の勝負所です。しっかり準備をし、当日を迎えるようにしましょう。挨拶までの準備や注意点について解説します。
1.お互いに両親の情報を共有
おふたりのそれぞれの両親のことなので、趣味や職業、性格などの情報を共有しておくと良いでしょう。趣味は自分と合致する場合、話が盛り上がるかもしれませんし、苦手な話で場の空気が悪くなる事態を避けることができます。
性格も聞いておくと、事前に心構えができるので、情報があると有利です。
2.手土産の用意
ご両親の嗜好も聞いておくと良いでしょう。家の近くのスーパーで買ったものはNGです。デパートやきちんとしたお店で購入したものを手土産として持参しましょう。
●手土産の相場
相場は3,000円程度です。この手土産の意味は「結婚の挨拶をする時間を取っていただいたことへのお礼」です。
●重要なのは相手の好み
一般的にはお菓子の詰め合わせが多いのですが、それも相手によります。和菓子が好きなのに洋菓子の詰め合わせや、甘いものが苦手なのに甘いお菓子ばかりの詰め合わせを持っていったら印象はあまりよくないでしょう。パートナーに、相手の両親が喜ぶ手土産かどうか確認してから購入するのが良いです。
●熨斗の有無
手土産には熨斗は不要です。また賞味期限が近く日持ちしないものは避けた方が良いでしょう。
3.身だしなみ
おふたりともに共通して言えるのが「清潔感」を大切に身だしなみを整えるということです。
●女性
一般的に好印象を持たれやすい明るい色のスーツやワンピースなどがおすすめです。メイクは最低限必要ですが、濃いものはNGです。ネイルも問題ありませんが、爪が目立つような派手な色や柄は避けましょう。
髪型はまとめたり、留めたりすると良いでしょう。すっきりとした印象を持たれるように心がけましょう。また、季節が夏で暑かったとしても、素足にサンダルはNGです。ストッキングや靴下にパンプスを履くようにしましょう。
意外と見られる可能性があるのが、ハンカチです。何かの拍子に取り出したハンカチがぐちゃぐちゃだとせっかくの印象が台無しです。きれいにアイロンをかけておきましょう。柄が可愛らしいデザインだとさらに好印象です。
●男性
スーツが無難です。シワやダボついたものはもちろんNGです。ワイシャツにもアイロンをかけ、清潔感のある格好をしましょう。ヒゲや髪型にも気を配ってください。
また、普段とてもオシャレな男性はオシャレすぎる格好は両親ウケが良くない可能性もあるので、オシャレしたい気持ちを抑えて、無難な格好で臨みましょう。
小物ではやはり男性もハンカチは重要です。デザインは普通のもので問題ありませんが、シワがないようにアイロンを書けておきましょう。
4.お礼状
結婚の挨拶が終わったら後日、相手方のご両親へお礼状を送りましょう。お礼状は必ずしもというわけではありませんが、きちんとしているという印象を与えます。
ただし、お礼状が全てではありません。例えば、実家が遠方だった場合、自分の家に帰ったときに電話で無事に着いたという連絡とともに電話でお礼を言っても良いでしょう。基本はお礼状で、場合によっては臨機応変に対応しましょう。
おわりに
結婚式の前に一番緊張するのが両家それぞれの両親への挨拶でしょう。緊張してうまく言えないこともあるかもしれませんが、結婚の報告という一番の目的は忘れずに果たしましょう。会社の面接に行くようなつもりで、下調べを十分にし、適度な緊張感を持って臨むと案外うまくいくものです。
手土産の印象も悪い場合は記憶に残りやすいので、気をつけましょう。