【国内でもこんなに違う】北海道の結婚式②

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世界と比べると日本国内での結婚式はどこも同じでしょ?と考える新郎新婦の皆さん!国内でもしきたりや風習がそのまま残っていて、自分の生まれ育った地域とは全然違う、という場合があります。
前回、北海道の会費制結婚式についてご紹介しました。
今回はまだまだ不思議がいっぱいの北海道の結婚式第二弾をみていきます

1.色々違うペーパーアイテム

ペーパーアイテムにも違いがあります。

●芳名帳がない!?


受付ではご祝儀をお渡しし、芳名帳に自分の名前と住所を書くのが通例ですが、北海道にはその通例はありません。

芳名帳の役割は、以下のようなものです。
・参列者の確認(受付済であることの確認)
・招待状返信後の住所変更がないかどうかを確認する

北海道ではご祝儀制ではなく会費制であるため、芳名帳の代わりに席次表のみをお渡しします。
会費を受け取ったら受付の人は席次表を渡します。その席次表に領収書があるのです。

個人的には芳名帳があれば便利なのに、と感じてしまいます。
芳名帳の役割の一つである住所変更の確認ができないからです。
また、漢字やお名前を誤っていた場合もお返しのときに修正できるからです。
とはいえ、漢字やお名前間違いは非常に失礼にあたりますので、くれぐれもないように気をつけましょう。

●招待状

通常、結婚式の招待状は、新郎新婦もしくはおふたりのご両親の名前で届きます。
しかし、北海道では異なります。結婚祝賀会への招待状として、発起人の名前で届きます。

2.親族は上座!

通常の披露宴では高砂席に新郎新婦、末席に新郎新婦のご両親に座ります。
しかし、北海道の結婚式では異なります。高砂席に新郎新婦、上座は上司や主賓、その次に親族なのです。

北海道民と他県の新郎新婦の場合、揉める原因になるのが席次なんだそうですよ。

●なぜ、親族が良い席なのか。

北海道では「披露宴」というゲストをおもてなしする感覚よりも「結婚祝賀会」という感覚が一般的です。
披露宴では新郎新婦及び新郎新婦のご両親がゲストをおもてなしするため、親族は末席というのが通例です。
しかし、結婚祝賀会の場合、新郎新婦の友人や同僚が「発起人」に選ばれ、新郎新婦の新たな門出を祝う会です。

ですから、新郎新婦や親御さんは良い席でお祝いされるのです。

3.発起人制度


北海道の結婚式が他の地域と大きく異なる点の一つとして発起人制度があります。
新郎新婦の友人や職場の同僚が結婚式を企画します。この人たちを発起人と呼びます。

●発起人は何をする?

発起人は言ってみればおふたりのお手伝いをする役です。
おふたりの馴れ初めやエピソード、おふたりへの質問の答えを集め、冊子を作ります。
当日、その冊子はそれぞれのゲストの席に置かれ、話に華を咲かせます。

おわりに

アットホームで和やかな雰囲気で進んでいく北海道の会費制結婚式、いかがでしたか。
親しい友人や会社の人々がゲストとして中心なので気兼ねなく結婚式を楽しむことができそうですね。
参加者にとっても負担の少ない会費制の結婚式なので、これから北海道以外の地域にも広がっていくかもしれませんね。

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