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日本では、公に結婚式を挙げる機会が増えたのは明治時代後半に入ってからだそうです。伝統的な結婚式は自宅で支度を整えて祝言を挙げるというものでした。今、皆が結婚式場、ゲストハウスなどで結婚式を行うことから、自宅で結婚式を執り行う「おうちウェディング」にこだわるおふたりもいらっしゃいます。どんな魅力があるんでしょうか。
1.世界でたった一つの結婚式
公の会場で結婚式を行った場合、オリジナルと言っても何かしら他のカップルと重なるところはあります。例えば、使う会場や料理などです。しかし、おうちウェディングなら会場が自宅なので、必ず違った景色になります。ゲストも新鮮な気持ちになるでしょう。
2.年配のゲストや子どもたちも出席できる
高齢のゲストは会場まで行くことができなかったり、小さいお子様は料理が食べられないくらい幼いと手がかかり、結婚式に連れて行けなかったりと、ゲストが全員会場に集まることができません。しかし、自宅であればそのような心配は要りません。和やかに結婚式が執り行われます。
3.会場費が不要
結婚式の費用でかさむのが会場使用料です。挙式と披露宴会場は異なるため、それぞれに費用が発生します。その点、自宅なら会場費は要りません。持ち込み料もないので、公の会場で行うよりも費用が抑えられます。ゲストへのおもてなしにあてることもでき、お互いに嬉しい結果となります。
4.新居を見てもらえる
自宅と言っても場所はそれぞれのカップルによります。新郎または新婦の実家で行う場合は別ですが、おふたりの新居で結婚式をするなら、ゲストにいち早く遊びに来てもらえます。通常、新居の住所は結婚式のときにもらうものの、その後で実際に遊びに行く機会はあまりありませんよね。
5.自由に選べる
ドレスや和装、料理など全て自分たちの好きなものが選べます。結婚式の料理はケータリングになります。ケータリングというとオードブルや軽食のイメージが強いと思いますが、結婚式用のケータリングはかなり豪華なんです。伊勢エビ、アワビ、フォアグラなどフランス料理を頼むこともできます。
6.写真もオリジナルのロケーションで撮れる
結婚式の写真を自宅の庭や近所の商店街で撮ることができるため、オリジナルの背景で写真を作れます。どんな素晴らしい会場でも他のカップルも撮っていることを考えれば、完全なオリジナルはそれぞれの自宅なのではないでしょうか。
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おわりに
個性的な結婚式を行いたいと願う新郎新婦は増えています。自分たちで小物を手作りしている人もいます。完全なオリジナルで行える自宅での結婚式は今の時代だからこそ目新しく新鮮に感じるのです。生まれ育った家や地域でこれからの人生のスタートを迎えるのも良いですよ。