12月や1月は年末年始もあり、忙しい時期なので結婚式は秋に比べると少し減少する傾向にあります。しかし、もしこの時期の結婚式を挙げるならゲストへの気配りを特に注意すると良いでしょう。忙しい中来てくれたゲストが気持ちよく帰っていただけるような配慮をご紹介します。
1.式場に関して
・屋外は避けて!
寒い時期でもゲストの服装は一年を通してあまり変わりません。ドレスはノースリープに羽織ものというスタイルが多いため、冬の時期には寒い格好です。式の間はコートを着ることができないため、極力屋外を使う演出は控えましょう。
ガーデンやプールがあっても、ゲストを外に集める演出は避けましょう。代わりに新郎新婦の入場をガーデンからにしたり、外が見える披露宴会場を選んで、中から景色としてガーデンやプールを見せるだけにするとよいでしょう。
・空調にも気を配って!
当日、新郎新婦が使わない場所ですが、ゲストが待つ控え室や受付まわりの空調に注意しましょう。ゲストは大抵、入口でコートを脱いでクロークに預けるため、控え室や式場の中はドレスで過ごします。空調を調整してもらえるよう会場に頼んでおくと良いでしょう。
2.防寒アイテム
・ホッカイロ
ゲストの皆様に受付で渡したり、帰るときにホッカイロを配ると、寒さ対策になります。余裕があれば、新郎新婦から一言メッセージが書いてあると、もらったゲストもきっと嬉しいのではないでしょうか。
・膝掛け
式場は空調で暖まっていても、足下はどうしても冷えやすいものです。そんなとき、希望者だけにでも膝掛けがあると女性は特に嬉しいでしょう。寒さを防ぐ強い味方である膝掛けを用意しておきましょう。
3.料理
料理は冬らしいものを取り入れると良いですね。コース料理の中に温かいスープを取り入れるのが良いでしょう。また、ウェルカムドリンクでホットチョコレートを入れてみるのも面白いですね。甘くて体が暖まります。ドリンクのメニューにホットワインを追加したり、一工夫してみるのも面白いですよ。
4.コーディネート
せっかく冬の結婚式なので、会場のコーディネートは冬をイメージしたものにすると季節感が出ます。例えば、雪のイメージで白を所々に取り入れたり、クリスマスやお正月に使われる花をアレンジして装花にするのも面白いでしょう。会場全体は濃いめの色を使うと冬の落ち着いたコーディネートができますよ。
おわりに
冬の結婚式への配慮についてご紹介しました。いかがでしたか。せっかく来ていただいたゲストに「寒かった〜」という印象を残してしまっては残念です。ゲストの皆様に心地よいひとときを過ごしてもらえるように配慮を忘れないようにしましょう。