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友人の結婚式に招待されて、招待状が送られてきた!返信用ハガキには何を書けば良いのかルールをよく知らない、という人もいるかもしれません。初めて招待された場合はなおさらです。しかし、そのルールを知らず、自分の思うように返信すると「常識がない人」と思われてしまう可能性があります。
決まったルールがいくつかあるのでご紹介します。
1.返信用ハガキに書かなければならない必須項目
●使用するペン
結婚式の招待状に対する返信には黒いペンを使うのが基本です。万年筆や毛筆が理想ですが、最近はボールペンで書く人も多いです。字が上手、下手に関わらず、丁寧に書くことを心がけましょう。
●敬語は消して投函
返信用ハガキには「御住所」「ご出席」「ご欠席」などの敬語で記されている項目がいくつかあります。これは自分に対する敬語は差出人が使っているので、こちらが返信する場合は敬語を二重線で消しましょう。
・御住所→住所
・ご芳名→名 ※「芳」も敬語なので、消す
・ご出席→出席
・ご欠席→欠席
●ハガキ表面の「行」は「様」に書き換えて
返信ハガキの表面には差出人の住所と名前が記載されています。差出人の名前+「行」と書かれていることが多いので、「行」を二重線で消して「様」に書き換えましょう。
一般的な郵便物でも同じことが言えるので、返信ハガキの場合も同様です。
●早めの返信を
招待状には返信ハガキの締め切りが記載されています。大体、結婚式の1ヶ月前までです。とは言っても、新郎新婦は席次を決めたり、引出物を用意したりとすることは盛りだくさん。できれば早めに返事が欲しいものです。欠席者が多い場合には、人数調整も必要になるので、出席、欠席が分かっている場合には届いてから1週間を目処に返信するのが良いでしょう。
返事がギリギリになりそうな場合はメールや電話で新郎新婦(招待された人)へその旨を伝えておきましょう。いくら電話やメールをしたからといって、最終的にはきちんとハガキの形で返送することを忘れずに。
2.結婚式に出席する場合
出席する場合は、出席の返事にお祝いのメッセージを添えると良いでしょう。
「ご出席」の「ご」に二重線を引き、「出席」の部分を丸で囲みます。「ご欠席」と書かれた部分は二重線で消しておきましょう。そして、「出席」の上に「慶んで」、下に「させていただきます」と書くと丁寧です。
余白の部分には新郎新婦へのメッセージを書き添えると相手も喜びますよ。
3.結婚式に欠席する場合
出席同様、欠席する場合もお祝いの言葉を書くと良いでしょう。また欠席理由も簡単に添えておくと相手も納得できます。
「ご欠席」の「ご」に二重線を引き、「欠席」の部分を丸で囲みます。「ご出席」と書かれた部分は二重線で消しておきましょう。欠席理由はさりげなく書くのがコツ。弔事の場合は理由をそのまま書かず、「やむを得ない事情」なとどし、結婚式後しばらくして伝えても良いでしょう。
おわりに
分かっているようで、いざハガキを目の前にするとこれで良いのかと不安になるかもしれません。ポイントは敬語を消すことと丁寧に心を込めて書くことです。お祝いの言葉は友人の場合、堅苦しくなくメッセージとして書けば問題ありません。
早めに出欠の返事を伝え、新郎新婦の負担を少しでも取り除いてあげましょう。