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ジューンブライド、6月に結婚すると幸せになれると言われていますが、日本の6月は梅雨です。雨の日の確率が高く、結婚式を避ける新郎新婦も増えています。
しかし、雨の日の結婚式は縁起がいいという説もあるんです。その由来を説明します。
1.幸せが降ってくる
キリスト教の教えでは「雨は天からのギフト」と言われています。土地を水で潤し、作物が育つ、雨の恵みとも言いますよね。したがって、雨が降ることは幸せなことなのです。
挙式の後、ゲストにフラワーシャワーをお願いすることがありますが、本物のシャワー(雨)が降ってくれたら、もっとラッキーだとは思いませんか。
2.天の涙
フランスでは「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」という言い伝えがあります。雨が降るのは天の涙で、「神様が代わりに涙を流してくれている」と信じられています。
新郎新婦が一生に流す涙を神様が代わりに流してくれるという言い伝えです。雨が降ることは神様が祝福してくれている証拠なのです。そう考えると、雨の日の結婚式も素敵なものに変わりますよね。
3.雨降って地固まる
日本のことわざに「雨降って地固まる」というものがあります。雨が降った後の大地は一度緩むけれど、再び固まったとき、強固なものとなる、という意味です。
雨が降った後の土地を結婚式を終えたおふたりが歩く、つまり固まった大地をしっかりとした足取りで歩くことができると思うと、雨が降ることを待ち遠しく思うかもしれませんね。
4.雨の日はゲストへの配慮を忘れずに
雨の日に結婚式に参列することは大変なことです。自宅からドレスアップしてヘアやメイクもばっちり結婚式仕様にしたにも関わらず、当日雨が降っているとぬれてしまいます。公共交通機関も遅れてしまうこともありますし、とにかく式場にきちんとつけるかどうか不安になります。
そんな中来てくれたゲストに感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。また、タクシーチケットやタオルの用意などがあると大変助かりますよ。式場のスタッフに言って、用意してもらいましょう。
5.雨の日ならではの演出
●傘をさしてブライダルフォト
結婚式当日の写真を敢えて雨の日に外で撮ってみるのはいかがでしょうか。ドレス姿に傘も素敵ですよ。雫もプロが撮るとかなり幻想的で綺麗です。虹が見えていたら、これもまた素敵な写真になりそうですね。外が明るければ、明るい色や柄の傘をさして撮るのも雨の景色に映えて良い写真が撮れますよ。
●色付きのビニール傘&長靴
最近ではビニール傘もオリジナルの絵柄の可愛らしい物がたくさんあります。これらの傘を飾りとして、レインコートや長靴と一緒にウェルカムスペースに飾ってみるのも楽しいでしょう。梅雨らしい演出ができます。
●てるてる坊主
大切な日に雨にならないで欲しい、そう願って作られるのがてるてる坊主。これもブライダル仕様にしてしまいましょう。真珠のネックレスにリボン、あるいはベールやお花をてっぺんに飾れば、新婦てるてる坊主の出来上がり!同じようにハットを被せて、蝶ネクタイをつけて新郎てるてる坊主を作っても良いですね。
各テーブルやウェルカムスペース付近にいくつか吊るして置くと、可愛らしいオブジェになりますよ。
おわりに
当日が雨でも楽しめる結婚式の由来をご紹介しました。傘や長靴は梅雨の時期には必須アイテムですが、これらを式場の飾りとして使うと、雨をもっと楽しめるアイテムに変身します。ジューンブライドで6月に結婚式を挙げる新郎新婦の皆さん、雨でもゲストが喜んでくれる結婚式にできるといいですね。