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物件を見学に行ったときにどんなタイプの部屋かという点や部屋の広さについては誰もが気になる点ですよね。しかし、新居選びはそれだけではいけません。実際に引越しをしたり、新生活が始まる前にチェックしておくべき点についてみていきましょう。
1.間取りや部屋の広さが気に入ったら即契約！はNG
見学に行って、間取りや広さが気に入ったからと言って、その物件だけで決めてしまうのは止めましょう。下見でチェックするポイントは以下の通りです。
・家具を置いた場合のシュミレーション
新生活ではまず家具をどうするかを決めておきましょう。自分たちが使っていたものをひとまず持っていくという場合は、その家具は新居に入るかどうか確認する必要があります。
もし、家具はすべて新調するという場合は、決めた新居に合わせて購入しなくてはなりません。
どうしてもこの家具を使いたいという場合は、見学物件で家具が収まるか考えましょう。
・大型家具の大きさを測っておく
今の持ち物を持っていく場合、事前に大型家具の大きさを測っておきましょう。特にベッドやソファー・タンス・冷蔵庫は置ける場所がある程度決まってしまうので、実際に入居してから置けなかった〜！！となってしまう事態は避けましょう。
2.ゴミ置き場と宅配ボックスの確認
実際に生活してみて、「役立った！」や「こうだったら良かったのになぁ」というポイントがゴミ置き場と宅配ボックスです。
・ゴミ置き場
毎日の生活で必ず出るのがゴミです。一人暮らしのときはそこまで気にしなくても良かったかもしれませんが、ふたりでの生活となるとゴミの出る量も増えます。マンションの場合、ゴミ置き場が外（一旦、オートロックから出た道路沿いなど）にあるところやマンション内に備え付けのところもあります。気にしないという人は良いのですが、毎朝、外まで捨てにいくのが大変という人はゴミ置き場の場所もチェックしておきましょう。
・宅配ボックス
宅配ボックスは今まで使ったことがない人にとっては、あっても無くてもあまり変わらないかもしれませんね。しかし、一度使ったことのある人ならこの便利さは身にしみていることでしょう。特に新婚生活・共働き夫婦の場合、届いた荷物が休日まで受け取れない・休日も外出していて先延ばしになってしまう、なんてことにもなりかねません。インターネットで物を購入するのも当たり前の時代、荷物が受け取れずにイライラしてしまうくらいなら、宅配ボックスのある新居にしてみてはいかがでしょう。
3.エアコンの有無は初期費用に大きく影響！
色々な条件を挙げすぎるとなかなか物件は見つからないものです。条件から外すかどうか悩むところの一つにエアコンがあります。エアコンが元々付いているところはそれなりの家賃がかかってしまうけれど、エアコンさえ諦めれば、安い家賃で借りられる、という物件があった場合、どちらを取るか慎重に考える必要があります。
一人暮らしなら、暑さ寒さを扇風機や小さなストーブでやり過ごすこともできたかもしれません。しかし、新居に夫婦ふたりで住む場合、部屋も広く、部屋数も多い、ふたりがいつも一緒に過ごすとは限らないので、冷暖房器具も２つ以上は必要です。こう考えると、もしエアコンを各部屋に置くとすると、かなりの出費になってしまいます。安いものであれば、5万円前後で購入できますが、取り付けの際の工事費用や次の引越しの際の搬送、取り外し工事など、引越しをする度に費用がかかってしまうのです。
おわりに
新居選びに見落としがちな点についていくつかご紹介しました。いかがでしたでしょうか？？この辺りを網羅できているおふたりは新居選びに関して安心です！
また、エアコンについては付いていない部屋に付けてもらえないか大家さんに交渉するのも一つの手です。というのも、エアコンを購入して付ける費用はかかったとしても、入居の可能性が高まれば、大家さんにとってはその方がずっと得になるためです。交渉に応じてくれる大家さんも実際にいますので、やってみる価値はありそうです。
