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1.チューリップの花言葉や由来
まずは、チューリップの基本情報から確認していきます。
時期はもちろん春、特に4月が最盛期です。花の色は赤、ピンク、白、黄、オレンジ、紫、緑、青、茶などたくさんあります。
そして花言葉は「思いやり、博愛」です。可愛らしいチューリップにぴったりの花言葉ですね。
この花言葉には由来があります。
●チューリップの花言葉の由来
昔オランダのある村に美しい少女がいました。3人の騎士から求婚されましたが、少女は心優しく、誰のことも選べませんでした。そして花の神様に自分を花に変えてくれるように頼み、その花がチューリップだったそうです。3人の騎士はそのチューリップを大切に育てました。
それで、「思いやり」や「博愛」がチューリップの花言葉になっているんですね。
さて、チューリップの花言葉、実は色によっても異なっていると言われています。色別にみていきましょう。
●良い意味の花言葉
赤:愛の告白
ピンク:愛の芽生え、誠実な愛
オレンジ:照れ屋
紫:不滅の愛、永遠の愛
赤はズバリという感じですね。紫は強い愛情を示すのでプロポーズのときに贈られることも多いようです。
●悪い意味の花言葉
白:失われた愛、新しい愛
黄:望みのない恋、名声
黄色いチューリップ、個人的にはとても可愛らしいと思うのですが、人にあげるときには注意が必要です。白も黄色と似ていて、失恋を意味します。ただし、「新しい愛」という意味も持っているので、失恋から立ち直った友人に贈ることはできます。
2.チューリップをブーケにアレンジ!
では実際に、結婚式でチューリップをブーケとして使うにはどんなアレンジができるのでしょうか。
定番の赤もやっぱり素敵!
緑の葉っぱを多めにすることで赤いチューリップが際立ちます。女性らしい優しい雰囲気のチューリップブーケです。
・大人っぽい紫色のチューリップがアクセントに!
ピンクと白、紫色のチューリップを使っています。ピンクと紫のマーブル色のお花も加えているので、やわらかい感じに仕上がっています。
・「新しい愛」の意味もある白で統一されたブーケ
ブライズメイドも合わせて持つ小さなブーケに白いチューリップを使っています。衣装も白なので統一感を出すためにブーケも白でそろえました。結婚式から始まる新しい愛(生活)という意味で白のチューリップもOKでしょう。
・紫一色でも素敵!
大人っぽい、妖艶さを演出したい新婦さまは紫色のみのチューリップブーケもおすすめです。藤色、濃い紫を合わせることでシックな印象を出せます。
3.会場の装花としてのチューリップ
会場の装花にチューリップを使うとしたらどんな風になるのでしょうか。
・各テーブルにオレンジのビタミンカラー
・高砂席の中央にチューリップ
高砂席の真ん中にピンクと赤のチューリップを飾ると可愛らしい雰囲気になります。
・長いテーブルに沿ってお花畑
長いテーブルには分けて飾らず、自然の花壇のようにチューリップを飾っています。
あまり色を気にせずに飾ることができるので面白いですね。
おわりに
春のチューリップウェディング、3〜4月の結婚式でしか演出できないところが魅力の一つでもあります。
ブーケも多く手を加えず、クラッチ型(自然のままを束ねただけのスタイル)が良いでしょう。
持っているだけで柔らかい印象になるチューリップを取り入れてみるのも素敵ですよ。