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皆さん、フォトグラファーなら全員が素敵な写真を撮ってくれると思ってたりはしませんか?
私自身、結婚式場で用意されたフォトグラファーに写真を撮ってもらったのですが、写真が出来上がって呆然としました…。
あんなに笑顔で楽しく過ごしていたのに、どの写真をみても2人とも真顔、半目、パッとしないアングル!!!!
本当にあれほど後悔したものはありません。
友人が撮ってくれた写真や、カメラ好きの自分達が撮った写真のほうがよっぽど素敵な写真でした。
経験豊富ということで何も確認せずに結婚式当日を迎えたのが間違い。
でも、こんな経験している人も結構多いんです。
こんな私の残念すぎる経験から、皆さんに絶対失敗しないフォトグラファー選びのアドバイスをしたいと思います。
1.式場フォトグラファーにお願いするか、外部カメラマンにお願いするか吟味する
■式場フォトグラファー
その式場内である程度撮影の経験があれば、素敵な写真が撮れる構図や、丁度良い露出を知っているはずですが、フォトグラファーだからと意って必ずしも良い撮影をしてくれるわけではありません。
また、式場フォトグラファーの場合、どんな写真を撮ってくれるのか、誰が担当するのか、どんなシーンを撮るのか打ち合わせがないまま当日撮影に入る場合もあります。
なお撮影料金はわりとお高めです。相場は5〜25万程度と言われています。
どの場面で撮影するか、どのくらいのカット数か、何時間拘束されるか、アルバム作成等の追加オプション購入でどんどん値段が跳ね上がっていくようです。
■外部フォトグラファー
依頼料金はピンキリですが、1〜15万程度で対応してくれるところが多いようです。
式場内の知識がない場合は、撮影のベストスポットを把握していない可能性は高いです。
結婚式場によっては、外部フォトグラファーの持ち込みに料金が発生するところがあったり、持ち込み自体を禁止しているところもあります。
ただ、撮影して欲しいシーンやポーズを伝えたり、担当者を決めたりする等、式場フォトグラファーよりは綿密な打ち合わせができることが多く、イメージに近い写真を撮ってもらえる可能性は高いです。
2.式場に外部フォトグラファーの持ち込み料や写真を撮る場合の注意点について事前に確認する
主に確認するべき点は以下の4点。
・持ち込み可能かどうか
・持ち込み料金はどのくらいか
・持ち込みの際の条件等はあるか
・撮影制限に関する詳細について
(撮影不可なシーン、立ち入り不可の場所、密着状態での撮影は可能か等)
特に撮影制限に関する詳細については、事前の確認をしっかり行わないと当日思わぬトラブルが発生する可能性があります。(特定のシーンは撮影不可、特定の場所からの撮影不可等。)
可能であれば、細かい制限等を全て文書に起こしてもらうと良いかもしれません。
事前に確認しておいた上で、当日トラブルがあればその文書を提示すればトラブルも回避できる可能性が高いですし、フォトグラファーにそのまま渡して置くとスムーズです。
3.フォトグラファーがどんな写真を撮っているかを確認する
まず、何年フォトグラファーをしているかや、経験の豊富さは関係ありません。
長年フォトグラファーをしている人でも下手な人は本当に下手ですし、逆に言えば素人でもセンスが良い人や、勉強している人は本当に良い写真をとってくれます。
式場フォトグラファーのウェディングポートフォリオや、外部フォトグラファーの所属している事務所のウェディングポートフォリオを見ても全く意味がありません。
その“個人ごと”のウェディングポートフォリオを見せてもらいましょう。
その写真の中から全体的にセンスが良いものや、素敵と思える写真が多いようであればその人を指名するといいでしょう。
個人のウェディングポートフォリオがないという場合は、その時点で個人的にオススメできません。
4.料金やプラン等を確認する
「そんなに高いの?!」と驚くかもしれませんが、結構高いです。
ただ、相手も専門職なのでその技術に見合った正当な評価はされてもいいはずだと私は思います。
だからこそ、できるだけ良いフォトグラファーに、それに見合った金額を払うべきだと思います。
料金はシーンごとに発生したり、時間ごとであったりと、それぞれのフォトグラファーにより異なります。
また、なにで追加料金が発生するかや、データ、現像写真、アルバム等どのようなかたちで納品されるか、オプションにはどのようなモノがあるか等もしっかり確認しましょう。
5.フォトグラファーを指定する
フォトグラファーを指定し、できれば会った上で依頼しましょう。
また、フォトグラファーと直接事前打ち合わせ可能か確認しましょう。
他の人が代理する場合、うまく要望が伝わっていなかったというトラブルも多いそうですので気をつけましょう。
6.フォトグラファーと事前打ち合わせをする
事前に結婚式のプログラムを伝えましょう。
また、サプライズがあればその詳細まで記載したプログラムを渡しておきましょう。
会話していても全くかみ合わない、説明が不十分ということであれば考え直したほうが良いかもしれません。
フォトグラファーを指定した後はどの写真が好みだったかも伝えられると、より相手にイメージが伝わりやすいです。
屋外でのウェディングプランがある場合は、雨等で場所変更があった場合の撮影プランも事前に相談しておきましょう。
7.とって欲しいシーンを具体的に伝える
・2人が絶対とって欲しいシーンを伝えましょう
(入場、退場の際のバックショット、ケーキカット後にお互いがケーキを食べさせる場面、余興で楽しんでいる風景等)
・ウェディング全体で撮っておいて欲しい人やモノを伝えましょう
(ウェルカムボード、テーブルコーディネイト、各席の招待客、ブーケのみ等)
・雑誌やネット画像からもし「こんな感じの写真を撮って欲しい」といるものがあったら、その画像や切抜きをフォトグラファーに教え、イメージを共有しましょう。
8.フォトグラファーを招待客として招く
フォトグラファーを友人や親戚として招待すると、持ち込み不可だったフォトグラファーを持ち込みできるようになったり、持ち込み料が安くなったり、融通が利くようになる可能性があります。
この点については、こういう方法で参加してもらうのは可能かフォトグラファーに依頼しましょう。
また、この場合でも持ち込み料や、撮影制限をさせる場合もあります。
もし招待客としての参加が可能であっても、フォトグラファーの招待客に撮影して欲しいと思っている旨を式場へ伝え、㈪の内容と同じ事をしっかり確認しましょう。