乾杯の発声の依頼はどうしたら良いの?

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1.乾杯の由来

「乾杯」を行う由来から確認して行きましょう。由来は2つあると言われています。

・グラスを合わせる音

古代ヨーロッパでは結婚式に悪魔が宿ると考えられていました。悪魔は大きな音が嫌いなので、乾杯でグラスを合わせる音で悪魔を追い払い、新郎新婦とゲストの幸せを願うというものでした。

・毒味

昔は毒殺が多かったため、少量ずつをグラスに注いで合わせて飲むことでお互いのグラスに毒が入っていないことを証明していました。

2.乾杯の意味

日本では乾杯の発声は主賓と同等か主賓の次に高い地位の人にお願いすることが多いです。しかし、本来はどの人にお願いしても良いんですよ。極端に言えば、小さな親戚の子どもや新郎新婦自身でもOKです。

乾杯は披露宴を大きく分ける重要な役割を担っています。式典と歓談の区切りです。披露宴が始まって、新郎新婦入場、開演の挨拶、プロフィール紹介、主賓の祝辞、(地域によっては)ケーキ入刀が行われます。ここまでは形式に則った式典です。乾杯の発声が行わると食事がスタートします。食事以降はゲスト同士や新郎新婦とゲストの歓談の場です。余興やプロフォール写真の紹介など和やかな雰囲気に一転します。乾杯が盛り上がるとその後の歓談も良い雰囲気で進めることができます。暗くならないようにプロの司会者ならば、率先して「乾杯!」という声を挙げてくれるはずです。

3.乾杯の発声の依頼方法

本来は乾杯の発声はどの人が行っても問題はありません。しかし、日本のでは地位が高い人にお願いするのが通例です。役職の高い順に主賓の祝辞、乾杯とお願いします。同じ役職のゲストが複数いた場合には、年配の人にお願いするのが良いでしょう。

主賓の祝辞と同様、結婚が決まったこと、乾杯の発声をお願いしたい旨を口頭か電話で伝えます。主賓の祝辞に比べると乾杯の発声は話す時間が短いので、お話好きの方にお願いする場合は、別にお祝いの言葉をいただく時間を取りましょう。乾杯の発声のときはゲストもグラスを持ったままなので、あまり話が長いと皆がだらけてしまいます。一言だけお祝いの言葉をいただくのか、別に時間を取るのかも事前に伝えておきましょう。

披露宴がお開きになったら、お礼を口頭でも伝えることを忘れずに。

乾杯の発声の依頼方法
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乾杯は主賓の祝辞と雰囲気が異なりますが、重要な儀式の一つです。どの人に依頼するのが良いかしっかりと考えて、相手に失礼のないようにお願いしましょう。

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